ハーネスの用途

自動車用のハーネスの種類と用途について

自動車は様々な用途で電気を使用するものです。
しかし自動車は狭い車内に様々な部品が装着され、またその一つ一つが重要な役割を担っているため、決して配線のトラブルが許されない非常に緻密で信頼性の高いものである必要があります。

その為、各部の配線に於いてはハーネスが非常に多用されており、またその種類も非常に多岐にわたるものです。
一般的に自動車の中の電気配線は銅線を芯線とするものでした。
銅線は電気の伝導率が良く、また浸食されにくいことから長期間の使用に耐えるということで古くから採用されてきました。

現在でも一般車では銅を使ったものが主流ですが、最近では導電率がより高く加工がしやすいアルミ製の物が使用されることも増えてきています。
また、最近の車載端末には映像や音声を伝達する機能も多数登載されています。
携帯電話のハンズフリーを実現するための無線装置や、GPSを利用した位置情報を利用した現在地通知システムなども登載されるようになり、大容量の高速通信が車内でも重用になっています。

そのため従来の電力を使用した伝送ケーブルではなく、光ファイバーを用いて信号の高速伝達を可能とする光ファーバーハーネスを搭載した自動車も発表されています。
更に、用途を特定した物も数多く販売されており、従来は機械的にタイヤの回転数を測定し速度や走行距離を常時していたものが最近では電子的にタイヤの回転数や回転速度を計算する方法が主流になっています。
これにより車速とタイヤの回転数を比較しタイヤの空転状態を検知できブレーキやアクセルの開度の調整を行ったり、タイヤの空気の減り具合を測定するなど高度な車輪の管理を出来る様になりましたが、これはその状態を伝達するための車輪速度センサーの存在が有るからです。
或いはテレビの電波を受信するためのアンテナを取り付けるためのアンテナハーネスなどもあり、その用途は考え方次第では無限大に広がるものなのです。

しかし、ハーネスは非常にその伝送距離が長く、また自動車の狭い隙間を配線することが多いため、万が一にも漏電や接触不良などのトラブルがあると大事故に繋がる危険性も高いものです。
その為一般の接続のためのケーブルに比べ耐久性が高く、さらにその種類により様々な材質や形状が非常に吟味されて開発されているものです。

自動車用ハーネスに様々な種類が有るのは狭い車内を如何に効果的に配線することができるかといった努力の表れでもあります。

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